日本人の1割しか知らない海外で活躍する日本人アーティスト3選
「アジア人は海外の音楽シーンでは活躍できないよ」
そんな言葉を子供の頃をよく耳にしました。
時が立ち…2020年
子供の頃に聞いていたあの言葉も今ではあまり聞かなくなりました。
同じアジア人として韓国の大躍進は非常に喜ばしいことではありますが、一方で
なんで人口が1億人以上いる国が5000万人しかいない国に負けているんだ!と不甲斐ない気持ちになります…
そこで今回は海外で活役する日本人を3人紹介します!!
1人目【Joji】
ジョージ (Joji) またはジョージ・ミラー(George Miller、1992年9月18日- )は、フィルシー・フランク(Filthy Frank )の芸名で知られる、アメリカ合衆国を拠点に活動する日本人の、シンガー、ソングライター、ラッパー、元YouTuberおよびコメディアンである
ミラーの芸人としての登場は、ミラーが演じる架空の人格フィルシー・フランク(Filthy Frank、汚いフランクの意)によるラップ、過激な主張、過激な挑戦、ウクレレ動画、異常な演技を含むYouTubeチャンネル「TVFilthyFrank」(現在は休止中)から始まった。また、2期に亘る音楽研究のプロジェクトとともに、ヒップホップのコメディ音楽を、Pink Guyとして制作した。Billboard Hot 100(ビルボードホット100)に登場した、ハーレムシェイクとして知られる乱雑な踊りのネット上での拡散を含め、ミラーの動画は影響力を持っていた。The Filthy Frank Showは全身タイツで、ショーでフィーチャーされた曲と2つのフルレングスプロジェクトにまたがるディスコグラフィー拡張プレイをみせ h3h3Productions 、 iDubbbz 、 JonTron 、 Michael Stevens 、 PewDiePieなど、多くのYouTubeパーソナリティがThe Filthy Frank Showにメジャーまたはカメオ出演している。
2017年には、Joji の芸名で、より思いの伝わる真面目な音楽を届けるために、ミラーは自身のYouTubeチャンネルでの活動を終えた。Joji は、EP「In Tongues」の発表によりBillboard 200で58位を記録し、2018年11月には、デビュースタジオアルバム「Ballads 1」の発表によりBillboardの R&B and hip-hop 部門で一位を獲得した。当該部門での一位の獲得は、アジア系アーティストとしては初である。ミラーの音楽はリズム・アンド・ブルースとトリップ・ホップの中間とされる。ミラーの音楽は、 R&B 、 ローファイ、トリップホップミックスとして説明されている。
来歴
神戸市東灘区出身。ジョージ・くすのき・ミラーとして、1992年9月18日生まれで、日本とオーストラリアとのハーフである。2012年に同区内にあるインターナショナル・スクール、カナディアンアカデミーを卒業後、18歳で日本を離れ、渡米。
ミラーは、自身の動画の影響により職に就けなくなることを恐れ、ニューヨークのブルックリンの大学生であることを自身が公言した動画である"Filthy Frank Exposes Himself?"を自ら削除するなど、個人情報の流出が無いようプライバシーを守っている。
エンターテイメントキャリア
The Filthy Frank Show(2009–2017)
彼は、スケッチ・コメディーをメインに取り扱っていたYoutubeチャンネル「DizastaMusic」内で、Filthy Frankというピンクの全身タイツが特徴であるキャラクターを作り出した。それ以前に存在しないタイプのキャラクターであったFilthy Frankをチャンネルの主軸に据えるようになった2011年8月ごろからチャンネルは人気を集めるようになる。知られている中で、「DizastaMusic」チャンネル内で最初の動画は2008年6月19日にアップロードされている"Lil Jon falls off a table"である。このチャンネルは、2020年2月現在で93.8万人を超えるチャンネル登録者数、1.6億回以上の総動画再生数を誇っている。2014年8月15日に、「DizastaMusic」チャンネル上に、多くの著作権侵害・コミュニティ規約違反通告を受けたことを理由とし、Youtubeチャンネルを失わないためにこれ以上の動画投稿はしないという旨の動画をアップロードした。
別の彼のYoutubeチャンネル「TVFilthyFrank」では「和食ラップ」、「Japanese 101」、「Wild Games」、「Loser Reads Hater Comments」などの動画シリーズをアップロードしている。このチャンネルは2020年2月現在では689万人のチャンネル登録者数、9.9億回以上の総動画再生数を記録している。2014年7月1日には「TooDamnFilthy」という3つ目のYoutubeチャンネルを開設した。このチャンネルでは、メインチャンネルでも扱っている「和食ラップ」シリーズと"COTW"と略される「Gringe of the Week」という2つのシリーズを扱っている。このチャンネルは2020年2月現在では215万人のチャンネル登録者数、2.7億回以上の総動画再生数を記録している。
2017年9月27日、2020年2月現在ではただ一つである彼の最初の自著本「Francis of the Filth」が発売されるという内容の動画をアップロードした。
2017年12月29日、彼はTwitterにて「重大な健康の問題」とシリーズを続ける意欲の欠如によって、Filthy Frankを含めるコメディーをアップロードすることをやめると発言した。また、2018年9月には、BBC ラジオ 1のインタビューにて、健康状態を鑑みた結果、コメディーをやめざるを得なかったと発言した。
レガシー
Filthy Frank はインターネット文化に大きな影響を与え、多くのネットミームを生み出した。彼の動画は「奇妙そのもの(the epitome of odd)」とされながらも受け入れられ、キャラクターは「オルトコメディーの父(the father of alt-comedy.)」をさえも称された。
彼の動画は驚異的な広がりを見せ、特に2013年にアップロードされた動画「DO THE HARLEM SHAKE (ORIGINAL)」では、Baauerのデビューソングである"Harlem Shake"をBillboard の Hot 100に持ち上げるほどの人気となるネットミームを広めた。彼のYoutuber仲間であり友人のイーサン・クライン(h3h3Productionの名でも知られる)は、Filthy Frankのことを、2017年で最も偉大なYoutuberであるとFirst We Feastのインタビューで語っている。
音楽キャリア
ピンクガイ(2014–2017)
Joji (2017–現在)
音楽スタイル
Jojiの音楽は、 トラップ 、 フォーク 、 エレクトロニック 、およびR&Bの要素を組み合わせたトリップホップとローファイとして説明されており 彼の歌は、「ダウンテンポ、メランコリックなテーマ、ソウルフルなボーカル」と「最小限の生産」を特徴としている。
彼はRadiohead、shlohmoやドナルド・グローヴァーに影響を与えたとして知られるエレクトロニック・アーティストのジェイムス・ブレイクと比較されてきた。Pigeons and Planes内でのインタビューでは、彼は自分の音楽が大阪で生まれ育った時期とインターナショナルスクールに通っていた時に聴いていた"BoomBap"にインスパイアされていると語っている。
私生活
現在、ニューヨーク州ブルックリンに住んでいる。仕事のためにしばしばロサンゼルスに飛び、そこに住居を持っている。
ストレス誘発性発作を引き起こす未公開の神経障害があり、これがYouTubeでの活動を辞めた理由の1つである。
ディスコグラフィー
ピンクガイ名義
- ピンクガイ (2014)
- ピンクシーズン (2017)
Joji名義
- In Tongues (2017)
- Ballads 1 (2018)
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外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Joji's channel
- The Filthy Frank Show
2人目【Rina Sawayama】
Rina Sawayama(リナ サワヤマ)は日本で生まれ、ロンドンを拠点に活動するシンガーソングライター、モデル。
所属レーベルはDirty Hit。日本領域はavex trax。
人物
1990年に新潟で生まれ、その後東京に移り、4歳の時に父親の転勤でロンドンに移住。ロンドンでの生活の方が自分にフィットしていたので、その後も母親と一緒に現地に残る。ノース・ロンドンの日本人学校に通った後、ケンブリッジ大学で政治学を学ぶ。学生時代から音楽を作り始め、大学卒業後はアーティストとして本格的に活動開始。作詞・作曲、プロデュース、ミュージックビデオの監督までをすべて自身で手掛ける。
英カルチャー誌『Dazed』、NYの音楽誌『The FADER』、米Vice Mediaのミュージックチャンネル「Noisey」に取り上げられるなど、国内外のファッション関係者から注目を集める。
2017年リリースしたミニアルバム「RINA」により新たな才能の出現と注目を浴び、現地メディアの「2017年の知っておくべきアーティスト」や「次世代を担う100人」に選ばれる。
音楽性
1990-2000年代の日本の音楽(宇多田ヒカル、椎名林檎)と2000年代初期のアメリカのR&B、ポップ、ロック(マライア・キャリー、デスティニーズ・チャイルド、カーディガンズ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョン・メイヤーなど)に影響を受け、両者をミックスしている。自身では自分の音楽について、「Cute R&B」あるいは「マライア・キャリー、カーディガンズ、ジャスティン・ティンバーレイク、アリーヤ、椎名林檎、N.E.R.Dのミックス」と表現し、最も影響を受けたアルバムとして宇多田ヒカルの『First Love』、椎名林檎の『勝訴ストリップ』、ビヨンセの『Dangerously in Love』、N.E.R.Dの『Fly or Die』を挙げている。
略歴
2013年にシングル「Sleeping in Waking」で音楽活動を開始。
2016年7月、大阪の大型ファッションビル「ルクア」のキャンペーンモデルに抜擢され、CMに使用されたオリジナル音楽も制作した[。同年9月6日、東京都内で開催された「DIESEL」の日本上陸30周年記念ショーにモデルとして出演[。
2019年6月、情熱大陸に出演。「ネクストレディーガガ」と称される。
2019年11月、その年に様々な分野で活躍し輝いた女性に贈られる、「VOGUE JAPAN Women of the Year 2019」を授賞。
ディスコグラフィー
シングル
- 「Sleeping in Waking」(2013)
- 「Where U Are」(2016)
- 「This Time Last Year」(2016)
- 「Cyber Stockholm Syndrome」(2017)
- 「Alterlife」(2017)
- 「Tunnel Vision」(2017)
- 「Valentine (What's It Gonna Be)」(2018)
- 「Cherry」(2018)
- 「Flicker」(2018)
- 「STFU!」(2019)
- 「Comme des garçons (like the boys) 」(2020)
EP
- 『Cyber Stockholm Syndrome』(2017, The Vinyl Factory)- アナログレコード
アルバム
・『RINA』(2017)
・『SAWAYAMA』(2020)
脚注
注釈
- これからのユースカルチャーを担っていくであろう次世代のクリエイター達100人をノミネートする「DAZED 100」に選出。
- 「13 Artists You Need To Know About In 2017」に選出。
- Noiseyの国際女性デー2016における「25 Women Under 25 Who Are Absolutely Killing It Right Now」に選出。
- 子供の頃は宇多田ヒカルを真似して両親の前で歌っていた。
- 楽曲は彼女(ロンドン)とSeiho(日本)、YYIOY(スペイン)のそれぞれ異なる国に拠点を置く3人のクリエイターによってSNS上のやり取りのみで仕上げられ
-
外部リンク
- Rina Sawayama (英語)
- Rina Sawayama (日本語)
- Rina Sawayama - Bandcamp
- Rina Sawayama (@rinasawayama) - Twitter (英語)
- Rina Sawayama JP公式 (@rinasawayama_jp) - Twitter (日本語)
- Rina Sawayama - Facebook
- Rina Sawayama (rinasonline) - Instagram
- Rina Sawayama - YouTubeチャンネル
- Rina Sawayama - Spotify
- Rina Sawayama - SoundCloud
3人目【とぅーりお】
(カミヲキルマエ)
エイゴデラップヲスルタメニヒビベンキョウシテイル。
以上が海外で活役する日本人3選でしたー_φ( ̄ー ̄ )
御覧いただきありがとうございます。
他の記事もあるので是非よろしくお願い致します。